肌トラブルの話‐しみの話

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お肌の大敵、しみ。どうすれば薄くなるの?

新緑が鮮やかな初夏。
デートにレジャーにと、楽しいことがいっぱいの季節、まぶしい日差しのもと、おでかけの機会も増えますよね。紫外線対策も「夏になってから」と思っていませんか?じつは1年のうちで、日焼けの原因となるUV-Bという紫外線の量が最も多いのが、4~6月の初夏の季節なのです。
今回は、そんな紫外線と関係の深いしみのトラブルについてご紹介します。

しみってなに?

しみと呼ばれているものは、表皮細胞の老化によってできる「老人性色素斑」、顔にできる茶色い斑が特徴の「肝斑(かんぱん)」など、いくつか種類があります。「老人性色素斑」は、顔をはじめ手や腕などの露出部に現れ、円や楕円形で、大きなものでも親指サイズぐらいです。加齢とともに数が多くなり、老齢になると色の薄いものから、濃いものまで、大小たくさんの色素斑をもっている方もよく見受けられます。一方、「肝斑」は、形や大きさはさまざまですが、特徴としては、ほほや口の周りにでき、左右対称に現れ、ほとんどが女性にみられます。

いずれのしみも、お肌のメラニンが増えることによってできるのです。そのメラニンの増える大きな原因となるのが皆さんご存知の「紫外線」なのです。

どうして紫外線がしみの原因になるの?

お肌は紫外線による刺激をうけると、表皮の最下部にあるメラノサイト(メラニン産生細胞)が、人体に有害な紫外線が体の内部に深く浸透するのを防ぐためにメラニンを作り出します。このメラニンが周りの細胞に入り込み、まんべんなく広がるのが「日焼け」。適度な日焼けは、肌を紫外線から守ってくれるバリア効果があるのです。日焼けは、メラニンが代謝され、お肌が新しく生まれかわるにつれ次第にうすくなっていきます。

しかし、お肌が過度に紫外線を浴びると一部のメラノサイトが過剰にメラニンを作り続けてしまい、その部分がお肌の表面に現れ、しみになってしまう場合があります。したがって、しみ対策は正しい紫外線対策を知ることからはじまるのです。

メカニズム様式図(イメージ)

  • 肌が紫外線により刺激を受けると、チロシンというアミノ酸がドーパキノンという物質に変化し、さらに黒色メラニンへ変化。

    肌が紫外線により刺激を受けると、チロシンというアミノ酸がドーパキノンという物質に変化し、さらに黒色メラニンへ変化。

  • 黒色メラニンが過剰に作られ続けた部分が表面に現れしみになる。

    黒色メラニンが過剰に作られ続けた部分が表面に現れしみになる。

紫外線を防ぐにはどうしたらいいの?

紫外線を防ぐにはどうしたらいいの?

外出時は日焼け止めクリームを使うなど、日ごろから対策を怠らないようにしましょう。屋外では日傘や帽子を習慣にするのも有効です。海や山、砂浜などは紫外線が強いので注意が必要です。普段の生活でも、特に午前10時~午後2時は、紫外線が最も強い時間帯。ベランダで洗濯物を干したり、庭の草花に水をやるなど、ちょっとした時間でも紫外線対策を忘れないようにしましょう。

また、屋外だけでなく、屋内にも気を配るのを忘れずに。窓から入る紫外線をカットするには、カーテンやブラインドを上手に使いましょう。

しみはどうすればうすくなるの?

しみができてしまったら・・・。お肌は新陳代謝を繰り返し、一定の周期で生まれ変わります。できてしまったしみも、こうした代謝によりお肌の表面からはがれ落ちて徐々にうすくなります。

しかし、睡眠不足や年齢などの影響で代謝がにぶると、しみはそのまま残ってしまうこともあります。しみをうすくするには、ビタミンCやEが有効です。ビタミンCには、メラニン生成を抑え、できてしまった黒色メラニンを無色に還元する作用があります。日ごろからバランスのよい食事をし、とくにビタミンCやEを多く摂るように心がけましょう。また、喫煙はビタミンCを消費すると言われていますので、タバコも控えたいものですね。

  

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