肌トラブルの話 にきびの話

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肌が乾燥しているのににきびができるのはなぜ?

気温が下がり、湿度も低下する冬…。お肌はどうしても乾燥しがち。
肌あれに悩む人が急に増えるのもこの季節です。
そんな中、「肌は乾燥しているのに、にきびができてしまう」
という悩みをかかえた方も案外多いのでは…。
それは、乾燥しているように見えても毛穴に皮脂や汚れがつまって
脂っぽくなっているためかもしれません。

皮脂の過剰な分泌と毛穴のつまりが原因!?

にきびは、多くの人が悩む肌トラブルのひとつ。でも、その原因についてはあまり知られていません。にきびができる主な原因と考えられているのは、次の2つといわれています。

1. 皮脂の分泌が過剰になる。
にきびは過剰な皮脂分泌によって引き起こされます。
皮脂分泌が過剰になってしまう原因は、脂肪や糖質のとりすぎ、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどさまざまです。
脂肪をとりすぎると皮脂分泌が過剰になりがちになります。また、糖分もとりすぎると脂肪となって体内に蓄積され、皮脂分泌が促進されてしまいます。
ストレスは皮脂分泌を活発にする作用のある男性ホルモンを増やすといわれています。
また女性ホルモンの中でも、排卵から生理が始まるまでの間に分泌が高まる黄体ホルモン(卵巣の黄体から分泌される女性ホルモン)は皮脂腺のはたらきを高めるため、皮脂分泌が促進されます。生理前ににきびができやすいのはこのためです。
2. 毛穴が何らかの原因でつまる。
過剰な皮脂が毛穴につまることがにきびの始まりです。
では、毛穴がつまってしまうのはどういう時でしょうか?
ひとつは、間違った方法でのクレンジングや洗顔。肌の表面だけをゴシゴシとこすって洗うと、肌の表面は乾燥し、ファンデーションなどの汚れがキチンと落ちずに毛穴につまってしまうことがあります。また、肌があれている状態では、角質層が乱れたり、めくれあがったりしてしまい、毛穴がつまりやすくなると考えられます。
「自分は乾燥肌なのに、なぜにきびができるのかしら…」と思っている人は、実は肌が部分的に乾燥し、にきびができる毛穴の部分は皮脂がたまっていたり、つまっていたりするのかもしれません。

【図】にきびのできかた 1.皮脂量が増加 2.皮脂腺が肥大 3.毛穴がつまり角質層が厚くなる 4.炎症

「清潔」がにきび予防の基本

「清潔」がにきび予防の基本

肌を清潔に保つことが、にきび予防の基本です。特に、夜寝るときにファンデーションなどが肌に残っていると、にきびができやすくなります。クレンジング剤でメイクをしっかり落とした後、洗顔料でダブル洗顔をするようにしましょう。
 洗顔をするときにもっとも大切なのは、肌をこすらないこと。洗顔料をたっぷりと泡立てて、その泡を肌の上にすべらせるようにして洗いましょう。きめの細かい泡がすみずみまでいきわたれば、ゴシゴシ肌をこすらなくても汚れを落とすことができます。額や小鼻のワキなど、脂っぽくなりやすい場所は、指の腹を使ってていねいに洗いましょう。洗顔料を顔で泡立てるのは禁物。肌をこすることになってしまいます。すすぎはたっぷりのぬるま湯で、ていねいに。洗い残しがあると、それもにきびの原因になってしまいます。

食生活からも「にきび予防」を

にきびは食生活とも深い関係があります。ポイントは、脂肪や糖分を摂りすぎないこと。そして、ビタミンB2・ビタミンB6やビタミンCなどの「肌の代謝に関わる栄養素」が不足しないように心がけることです。
 ビタミンB2は脂質の代謝を助ける栄養素で、レバーやウナギ、牛乳やヨーグルト、納豆や玄米などに多く含まれています。ビタミンB6は皮膚炎を予防することから発見されたビタミンで、たんぱく質の代謝を助け、カツオやマグロ、レバーなどに多く含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成に関わりお肌に大切なビタミンとしてよく知られており、イチゴやキウィなどのフルーツや、ブロッコリー、赤ピーマンなどの野菜に豊富。また、代謝に関わり、牛肉や牛乳に多いアミノ酸の一種、L‐システインもとるように心がけましょう。毎日の食事でこれらの栄養素を十分とるのが難しいときには、ビタミン剤などで効果的に補う方法もあります。
 もし、気をつけていてもにきびができてしまったら、肌を清潔に保ち、ストレスや寝不足を避けるようにすること。赤く化膿してしまったら、自分でつぶしたりせず、皮膚科の医師に相談するようにしましょう。

  

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